ビワイチコミュニティ 読者の方から/びわ湖を巡る仲間たち

「びわこじてんしゃ 2015 夏 Vol.5」より

読者の方から、ビワイチ達成の感動の投稿をいただきました。
迷子になって途方にくれた道中を支えてくれたのは・・・

GW中に初めてビワイチ一人旅、一泊二日の旅をしてきました

 一生胸に残る良き思い出になりましたので投稿しました。ただ単にビワイチするのではなく、びわ湖一周認定チェックポイント13カ所全て回る事を決めてました。恐らくタイムロスするだろうと思い、奥琵琶湖の先の今津港近くの「丸茂旅館」に宿を取りました。自分の予想では、朝8時前から唐橋を出発するので16時にはつくやろ〜と。だが、近江八幡のめっちゃめちゃ綺麗なカフェや、ひこにゃんに会う為に寄り道をしてたら奥琵琶湖で16時です……

 宿に「18時過ぎには着きます」と連絡入れつつ、9号線(※編集部注:8号線?)を走ってたら、だんだん日が落ち看板が見えなくなり、自分の現在地が分からなくなり、また携帯のGPSも圏外、周り真っ暗もうだだ突き進むしかなく……。19時過ぎ、道に迷った事を宿に連絡入れ、看板の支柱を登り、携帯電話のライトで看板を照らして確認し何とか現在地を伝えました。

 すると、ご主人が「めっちゃめちゃ行き過ぎてる。もう福井の敦賀や、アカンすぐ返すように」と言われました。「マジでー、かなりの時間かけて峠登ったのに引き返すとは」と頭真っ白になりました! ご主人が「まずセブンイレブンのある交差点まで来たら、またこの宿に連絡ください。何時までも待ってます! 」と。勝手に道に迷ってそれは出来無い!「それやったら、野宿します」と伝えたら、「何時までも待つから。道案内します」と。結局、10回近くやり取りして宿に案内してもらい、本当に申し訳無かったし、感謝の気持ちで、いっぱいでした! 

 到着したときにはご主人自ら外で待っていてくれました。普段なら20時には晩ご飯が終わるはずなのに23時に宿に着いた私に「汗かいてるし」と先に風呂をすすめ、24時にも関わらず出来たてご飯を用意してくださいました。感激しました。

 次の日チェックポイントを分かりやすく教えて頂いて、無事達成しました。もちろん一番に宿のご主人に御礼の連絡入れました。ムチャクチャ喜んでくださいました。ありがとうビワイチ! 最高にしんどかったけど思い出になりました! 必ずや、また、行きます! 流石に道は覚えました。

 奥琵琶湖は、日没までに通過出来る様に、行程を組んでくださいね〜!

(ペンネーム:丸茂旅館のご主人最高!!)

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県内各地で様々な自転車の取り組みが展開中。
そんな「びわ湖を巡る仲間たち」をご紹介します。

●守山市自転車競技連盟

 自転車競技連盟という、かた〜い名前ですが、実際は「エンジョイサイクリング」というサイクリングイベントを主に行い、「自転車を正しく」「自転車で楽しく」走る仲間を増やす活動をしています。また、滋賀県で唯一、公道を10時間交通規制して開催する「クリテリウム」というイベントも年に1回開催しています。クリテリウムというのは、他の交通を遮断して街中に作られた短いコースを何度も周回する自転車ロードレースのこと。通常のロードレースと違い観客の前を選手が複数回通過し何度も応援できるのが特徴です。

 会員には、サイクルフィギュアの全日本チャンピオンや国民体育大会自転車競技会の滋賀県代表元監督など、16歳から70歳までの多彩な経歴・年齢の方が和気あいあいと活動しています。せっかく自転車を買ったのに、「走る仲間がいない」「自己流で走っている」「安全に走りたい」という方は、私達と一緒に走りませんか?

(問い合わせ:moriyama_cf@yahoo.co.jp

●和ウトドア

 和ウトドアは、サイクリングやトレッキングを楽しみながら、日本の美しい自然や文化・歴史を「心」で感じるスタイルを提案しています。そのスタイルには「心の豊かさ」を大切にする想いがあり、自然や四季の美しさをあらためて感じたり、今まで意識していなかった和の文化や歴史を見直す機会になってもらえれば…と思っています。

 たとえば、日本は四季の美しい景色があります。自然の中に自分の存在を調和させ、春夏秋冬の移ろいを「心」で感じることで、日本の美意識や自然観を育むこともできます。また、日本には千年以上の長きに渡って受け継がれてきた「観音文化」があり、なかでも「輪の国びわ湖」のフィールドである滋賀の長浜は「観音文化」が暮らしに根付いています。

 その「観音の里・長浜」を和ウトドアの “ 聖地 ” とし、コミュニティ・ツーリズムを皆さんに楽しんでいただきたいと考えています。今までは仲間や知り合いの方を中心にツアーを開催していましたが、今秋以降は一般の方々に向けてもツアーを実施していきます!

http://www.facebook.com/wautdoor

(和ウトドア 福冨雅之)