女子的ちゃり生活 男子と女子は一緒にビワイチできないの?

「びわこじてんしゃ 2016 春 Vol.7」より

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冬美:輪の国男子の皆さんはこの春ビワイチするんだって。一緒にどうって言われたけど、女子は女子で行きますって答えちゃった。

夏恵:断ったんだ(笑)。でも私も、いつものように女子だけで行くほうが気が楽かな。

小春:私は男女で区別するわけじゃないのよね、性別よりパーソナルなところが大きいというか。「どこにも寄り道してくれないでしょ」って思っちゃう人とは、ちょっとね。

夏恵:たしかに、しんどいから道々に小さな目標がある方ががんばれるし、次の休憩でのそこにしかないおやつを楽しみにするのに、そういうのをわかってもらえないとつらいなあ。

千秋:私は、3人以下でならOKだけど、それを超える人数の男女混合メンバーだったら無理してまで行こうとは思わないですね。走行コミュニティの調和を保つのに何かと気を遣うし。男女で行くと、一番体力ない「姫」のふるまいによって、楽しい旅になるかどうかが決まる感じ(笑)。

小春:男性と一緒だと安心感はあるわよね。道を先導してくれたり、パンクを修理してくれたり。

夏恵:そうそう。私がへばってしまったとき、何人かが交代で前を走って風よけになってくれたことがあって、感激したよ!

冬美:それは集団走行の醍醐味だね。ペースが合わないことにお互いにストレスをためるようじゃだめだわ。

千秋:経験では、1泊2日の2日目の午後が一番つらい。男子の「速く走りたい・うっぷん」が頂点に達して、一方、女子も「しんどさ」の頂点。何か工夫しないと。

小春:走ること自体を目的にする人とは一緒に走りづらいよね。みんなで走ることを楽しむ人や、びわ湖を楽しむためにサイクリングする人とは、男女問わず、ともに楽しめると思うな。

(輪の国女子部・編)