- 「びわこじてんしゃ」より
女子的ちゃり生活 味わってほしい、とっておき湖国の魅力
「びわこじてんしゃ 2017 春 Vol.9」より
夏恵:ビワイチする人にぜひ味わってほしいものって何だと思う?
小春:何といってもびわ湖と周りの自然よね。単純に風景であったり、野に咲く花であったり、野鳥であったり、それぞれのポイントで美しいものに出会える。
冬美:秋に走ったことはあったけど、この前、春に走ってみたら印象が変わったよ。同じ場所でも季節や時間帯が違うと、まったく異なる顔を見せてくれるんだね。時期を変えたり出発地点を変えて、違う姿を見に行くのもいいな。
千秋:秋は色合いで、針葉樹と広葉樹の山の違いがはっきりわかっておもしろいですよね。あと、賤ヶ岳隧道の湧き水が、季節によって「さわりたい」「さわるなんてとんでもない」と、感じ方がこんなにも違うというのがいつも不思議。滋賀に自転車で来る人はリピーターが多いみたい。
小春:湖の見える風景はここでしか出会えないよね。場所によって、びわ湖の見え方が全然違うのも魅力のひとつかも。私のお薦め立ち寄りポイントは海津ね。蔵のある風景、澄んだ水、水面の奥に見える船着き場の跡。ほんと、綺麗だから。
千秋:奥びわこは「明るい時間」に鑑賞してほしいな。湖北水鳥ステーションから尾上トンネルまでの風とか、賤ヶ岳隧道からの下り道とか。余裕のあるときにゆっくりとね。
冬美:私は白砂青松の風景が好き。きらきらするびわ湖と自転車が一緒に入る高島と米原あたりは一押しのフォトポイントだね。
夏恵:それから、やっぱり地元のおいしいもの! 古い和菓子屋さんに立ち寄って、名品を発掘するのってとっても楽しい。
千秋:意外とコンビニでもレジ前に「地元○○屋の饅頭」や、「おいしがうれしが*」コーナーがあったり地元のものが楽しめるよ。
小春:地元の食材を味わうなら、私は道の駅がおすすめ。小鮎の天ぷらなんかはぜひ。
冬美:私は地域のお母ちゃんたちがおばんざいをだしてくれるお店でのランチが大好き。地元に昔から伝わる素朴なお総菜は最高ね。そういう意味では、ホテルより民宿に泊まると、うろりの佃煮やえび豆みたいな湖の幸が楽しめるからいいよね。
(輪の国びわ湖女子部・編)
*おいしがうれしが:滋賀の地産地消キャンペーン