輪の国なう! 「輪学2017 滋賀×自転車=〇〇?  ビワイチの先をめざして」

「びわこじてんしゃ 2017 秋 Vol.10」より

輪の国では、毎月第3水曜夜に南草津にメンバーが集まってワイワイと交流しながら、各事業を進めています。「輪の国なう」では、そういったわたしたちの旬な動きをちょっと紹介します。

 

 輪の国びわ湖推進協議会では、自転車に関する事柄を様々な角度から学び、自転車に関わる個人、団体とのネットワークを広げることを目的に、公開での勉強会、講演会を毎年「輪学」として開催してきました。 本年、2017(平成29)年度の「輪学」は、恒例のサイクルツーリズムシンポジウムを来年(2018・平成30年)初頭に予定していることに加え、新機軸として「輪学2017 滋賀×自転車=○○? ビワイチの先をめざして」を開催しています。

しなやかなマイクリングの活動はよい参考に

 今、滋賀県内では、びわ湖一周サイクリングが「ビワイチ」として大きく取り上げられるとともに、自らの住む地域を自転車で楽しむための活動をされているグループが増えてきています。「輪学2017」では、そのような方々の活動を紹介していただき、またサイクルツアーなどその活動に参加することを通して、それぞれの目指すところ、現状や課題などを共有し、滋賀県内での自転車利用の可能性をさらに大きくするためのヒントを探っていきます。また、「輪学2017」の開催を通して、自転車に関する活動を展開される方々の活動の「輪」がびわ湖の周りに形成されることをめざしています。
 第1回は6月、米原で活動されているマイクリングプロジェクトの横田勝也さん、川崎一良さん、藤本学さんをお迎えして、自転車で地域を盛り上げようというお話をうかがいました。第2回は7月、大津で今春からサイクルガイドツアーを開催されている山本一男さんが語り部を務められる「びわポタサイクリング」に参加し、大津のまちの魅力をたっぷり味わいました。第3回9月は近江八幡、第4回10月長浜と続きます。

大津の各所で解説を聞きました

 今後の予定は、輪の国びわ湖ホームページおよびメールマガジン等でご案内してまいります。「ビワイチ」の次を展望し、「滋賀×自転車」をさらに盛り上げていくために、地元ですでに活動をされている方、これから何かやってみたいと考えている皆さまの参加を心よりお待ちしております。

(輪の国びわ湖推進会議 副会長 南井良彦)