女子的ちゃり生活 支え合って走るビワイチ

「びわこじてんしゃ2020 春 Vol.15」より

露子)初ビワイチはとっても楽しかったけど、走るだけで精一杯で、結局ずっと頼りきってしまってすみません。

小春)いえいえ、前回は少しペースが速すぎました。集団走行ではサイクルコンピュータは必需品と反省。メンバー間のコミュニケーションも少し不足していたかも。

露子)最初は不安だったんですが、絶妙な速度で走ってくれてたのと、もうダメだと思ったところで休憩と美味しいスイーツに何度助けられたことか。コースを熟知した人たちが引っ張ってくれたのも心強かったです。

夏希)走ってる途中でしんどくなった時も、次の休憩場所がわかっていると安心ですよね。休憩ごとに次はどこまで何キロ走ると共有するのがいいと思う。

千秋)事前に想定しておくことは大事。体力を消耗しているときに判断するとイライラやガッカリの原因になりますよね~。

冬美)あと、しんどそうな人に「大丈夫?」って声をかけると「大丈夫!」って返ってくるけど、あれってあまり当てにならない気が。

小春)遠慮もあるけど、自分を励ますためについ「大丈夫!」って答えちゃう。「少しペース落としましょうか?」だったら、「お願いします」って言えそう。

千秋)フォローの申し出はどうかな。荷物を預かるとか、サドルカバー貸すとか、ゼリー飲料を渡すとか。

冬美)私が地元クラブのイベントでへばってしまったとき、ゼリーやアミノ酸サプリをもらってありがたかった。でも「初心者歓迎」の告知だったのに、バリバリのロード乗りばかりで辛かったわー。

露子)イベントでレベルの差を感じるとキツイなあと思いますね。場違いな所に来ちゃった感があるから。

夏希)あるある。「お酒強い?」「そこそこです」なファジーな会話のように、「初心者」とか「ゆっくり」じゃなく「時速20km平均で走ります」とか数字で言ってくれたらわかりやすいのに。「ワインなら1本飲みます!」みたいに。

小春)集団走行で苦労した経験が自分にあると、気遣いができるようになるね。「あと少しだよ」や「よく頑張ったね」という声かけ、特に、自分はダメとか、皆に迷惑がかかると思わせない言葉を選ぶことが役立つわね。

冬美)私も初ビワイチはフォローし励ましてくれる友だちがいたから頑張れたよ。あの人がいなかったらサイクリングが嫌いになっていたと思うな。

(輪の国びわ湖女子部・編)