サイクルツーリズムオンラインシンポジウム2020-2021 持続可能なサイクルツーリズムを目指し、コロナ禍の今やるべきこと(3/20)

近年、観光振興・地域振興の手段としてサイクルツーリズムが注目されています。全国でルートの整備やガイドツアーの実施などが進められ、各地を訪れるサイクリストも増加してきました。また、2019年度にはビワイチをはじめ、全国3ルートがナショナルサイクルルートに登録されるなど、インバウンド誘致への取り組みも進められています。
しかし本年度は、感染症の世界的流行で、ツーリズム全体が厳しい状況におかれています。今回のシンポジウムでは、ウィズコロナの中、どのようにサイクルツーリズムを考えていくのか、アフターコロナに向けて「今、取り組むべきことは何なのか」について、まさに渦中で奮闘されている方々からお話を伺います。
また、新しい生活様式が提唱される中、さまざまな立場の「現場」からの声を拾い、見えてきた現状と課題について整理します。今後のツーリズムの再発展へとつなげていくために、「地域と地域」「人と人」が連携することによって、持続可能なサイクルツーリズムをどう構築していくのか、その方法などについて共に考えます。

日時

2021年3月20日(土)13:00〜16:30

場所

オンラインで開催

概要

パネルトーク「持続可能なサイクルツーリズムを目指して」

1〜今やるべきことを考える

 高橋 幸博さん 株式会社アーチ・ヒーロー北海道代表取締役
 井上 寿さん 株式会社ライダス代表取締役
 進行 佐々木 和之 輪の国びわ湖推進協議会事務局長

サイクルツーリズムの現状と課題(現場からの報告)

滋賀県下で活動する団体の紹介と現状、将来へのメッセージをお届けします・クロストーク「持続可能なサイクルツーリズムを目指して」

2〜繋がり・将来像

 高橋 幸博さん 株式会社アーチ・ヒーロー北海道代表取締役
 井上 寿さん 株式会社ライダス代表取締役
 進行 佐々木 和之 輪の国びわ湖推進協議会事務局長

※シンポジウム終了後、オンライン懇親会を開催します。

参加費

無料

主催

滋賀プラス・サイクル推進協議会輪の国びわ湖推進協議会

申込み

こちらの申込画面、または輪の国びわ湖推進協議会(FAX:050-3730-5843)まで、参加人数、参加者全員のお名前、代表者のご住所、所属、電話番号、懇親会の参加・不参加をご記入の上、お申し込みください。
ご連絡いただいたメールアドレスに参加のためのURLをお送りいたしますので、<wagaku@biwako1.jp>からのメールが受け取れるように設定をお願いいたします。

出演者略歴

高橋幸博(たかはしゆきひろ)さん

ヒーロー北海道代表・株式会社アーチ代表取締役

1991年北海道美唄市役所⼟⽊技術職を経て、建設コンサルタントで測量、設計業務に従事。国内、北⽶にてフリースタイルスキーモーグル競技会に参戦。

1996年⽇本スキー連盟SAJ準指導員資格取得。海外(カナダ、オーストラリア)ではコーチング、レッスンプロを⽬指し、トレーニングキャンプ、競技会に参加。2002年より本格的に英語を使ったプロスキーインストラクター、プロカヌーガイドとしてのキャリアをニセコにてスタート。

2004年北海道ニセコでインターナショナルスキースクールに勤務。2005年カナダのスキーコーチ(CSIA)資格を取得。株式会社SKIADVENTURE(オーストラリア資本⽇本法⼈)にて北⽶、オーストラリアでのスキーツアーガイド及びスキーツアーセールスを担当。
北海道ニセコ地区(倶知安町)に移住し、に2007年にインターナショナルスキー&サイクリングガイド事業「ヒーロー北海道」を設⽴。2010年株式会社ARCH(アーチ)として法⼈化。2008年、株式会社北海道トラックス(コンドミニアム)においてセールス・マーケティングマネージャーとして海外・国内のセールス(DMC)を担当。台湾、⾹港、シンガポール、タイ、オーストラア、ヨーロッパ、北⽶などからスキー、サイクリングガイドツアー造成、誘致、ガイド育成、海外プロモーション、メディア、海外エージェント招聘等の事業を多数プロデュースする。

2016年世界⾃転⾞会議VeloCityTaipeiにて北海道美唄市⻑の講演のコーディネート、講演通訳を⾏う。(⽇本からは今治、尾道、さいたまの4市⻑が参加)
モットーは⾏政職経験を活かし、官⺠⺠連携(官、⺠間事業、市⺠)と地⽅創⽣、地⽅での事業承継。
官⺠連携の連絡会議、協議会の設⽴(北海道、愛媛県、滋賀県、⿃取県、⻘函、⻑崎県⼤村湾など)に尽⼒し、地⽅の⾏政、商⼯会議所、ステークホルダー、市⺠、愛好家へスポーツ、インバウンド推進の意味を説き、組織化、事業化の⽀援、アドバイスを⾏う。

2019年、国⼟交通省のナショナルルート(NCR)制度作り、選考委員を務め、全国の⾃治体のNCR
指定に向けた都道府県の事業取り組みの⽀援⾏っている。

2020年、⿃取県⽶⼦市、愛媛県今治市、松⼭市においてもアドベンチャーツアー、サイクリングツアーDMC、ガイド事業拠点として「せとうちプレミアム株式会社」を設⽴する。取締役会⻑に就任。後進のガイド育成とハイエンドツアーの造成、DMC、プロジェクトマネジメントと事業を全国レベルで推進する。
スポーツツーリズムが果たす地⽅の観光ブランド作りとネットワーク作りから地⽅創⽣、地⽅の価値向上に寄与する体験や顧客、投資家からのメッセージを多数講演会、フォーラム、勉強会にて紹介している。また、⾃転⾞、観光を活⽤した事業について、新聞、業界紙、インターネット記事でも数多く紹介されている。

井上寿(いのうえひさし)さん

株式会社ライダス代表取締役/株式会社ストラーダ代表取締役
JCA公認サイクリングガイド

幼少の頃より父親の仕事の関係で自転車の組み立てを行う。高校生の頃よりツーリングに目覚め全国を走る。大学生からトライアスロンに目覚め競技を始める。電機メーカーで12年勤務したあと2001年、念願のスポーツバイクショップを開店。ロードバイク、マウンテンバイク、トラック競技が好きで、滋賀県の国体チームのメカニックを6年歴任。2007年に「株式会社ストラーダ」設立。

2008年からは、JALパックのハワイツアーのメカニックを担当。
現在、滋賀県草津市と彦根市にスポーツバイシクル専門ストア「ストラーダバイシクルズ」を2店舗経営。それを機に若い頃熱中していたトライアスロンに再チャレンジ。2015年に29年ぶりにアイアンマンレースを完走。以来、遅いながらもトライアスロンを楽しんでいる。また写真が好きで、自転車と写真を組み合わせた「フォト・ライド」を開催。仕事を忘れてお客様と一緒に遊んでいる。

2017年より、スポーツバイシクルの「コト」を商品としたイベント会社「株式会社ライダス」を設立。

※株式会社ライダス

2001年より20年に渡るスポーツ専用自転車小売販売業(株式会社ストラーダ)の経営の経験から、スポーツバイシクルを活用した「コト」商品の開発と販売を行っている。スポーツのみならず、現地の魅力発掘型の「日本の原風景サイクリングツアー」を国内外の顧客向けに展開。自治体や企業向けのサイクルツーリズムアドバイザリー事業を主業としている。

佐々木和之(ささきかずゆき)

輪の国びわ湖推進協議会事務局長
水色舎(すいしょくしゃ)代表

1973年東京都生まれ。滋賀県立大学を経て、九州工業大学大学院博士後期課程単位取得退学。河川空間における住民行政連繋を研究していたことから、2009年川づくり・まちづくりコンサ
ルタント水色舎(すいしょくしゃ)起業。輪の国びわ湖推進協議会の設立業務を担当し、設立時から事務局長。滋賀の自転車活用推進の官民連携団体である滋賀プラス・サイクル推進協議会にも、元となったプラン策定時から関わる。