- 「びわこじてんしゃ」より
輪の国なう! オンラインで! 輪学(わがく)2020始まりました
「びわこじてんしゃ2020 秋 Vol.16」より
輪の国では、毎月メンバーがワイワイと交流しながら、各事業を進めています。「輪の国なう」では、そういったわたしたちの旬な動きをちょっと紹介します。
輪の国びわ湖推進協議会では、自転車周辺の知識や動向を学び、また自転車に関心のある人たちをつなぐため、公開での学習会「輪学」を継続して開催しています。
今年もやるぞと企画を温めていたところに新型コロナ襲来。これまでのように部屋に集まって顔を付き合わせての会合が難しくなってしまいました。
でも集いたい、学び合いたい、ならばネット上でやってしまえということで、2020年度は「オンライン輪学」を6月より月1回のペースで始めました。
第1回は6月26日「一周して見えてきた、台湾のサイクルツーリズム戦略」。輪の国びわ湖の藤本芳一会長が、2019年に走破した台湾一周サイクリングの報告をしました。
第2回は7月31日「サイクルツーリズムの聖地を支える愛媛・しまなみの自転車まちづくり─2019視察報告」。2019年10月に学芸出版社から発行した「サイクルツーリズムの進め方─自転車でつくる豊かな地域」に先立ち、昨春に先進地を視察した報告を私、南村がしました。
その後は以下の企画が続きます。
*8月28日(金)第3回「旧街道の自転車旅はサイクルツーリズムの切り札となりえるのか」話題提供:井上 寿(ひさし)さん 株式会社ライダス代表取締役
*9月25日(金)第4回「訪れてうれしい、暮らして楽しい これからの『まちと交通』について考える」話題提供:正司健一さん(神戸大学名誉教授,NPO法人 持続可能なまちと交通をめざす再生塾 理事長)
*10月25日(金)第5回「『自転車競技連盟』の新しいカタチを考える─競技一辺倒からの脱却」話題提供:森 貴尉(たかやす)さん(一般社団法人自転車競技連盟)
足を運ばなくて済むぶん参加しやすくなったのか、初めての顔が今年は見られています。サイクルツーリズムに取り組まれている遠方地域の方も参加してくださり、地域間交流にもなっています。
開催スケジュールをメルマガ等でお知らせするほか、びわ湖一周Webサイトには過去の動画も掲載しています。学びと交流の場にあなたもお気軽にご参加ください。
(南村 多津恵)