サイクルツーリズムシンポジウム2022
「市民の協同で地域を盛り上げるサイクルツーリズムをつくるには?」(9/11)

ビワイチ公式ガイドブック 「びわ湖一周・滋賀じてんしゃ旅」発刊記念

サイクルツーリズムによって地域を盛り上げ、それを継続発展させていくためには、地域の人々や事業者が主体となり地域ぐるみで協力しあってそれぞれの課題に対応していける体制が必要です。
幸い滋賀ではビワイチの盛り上がりにより、各地域でサイクルツーリズム推進や自転車利用促進を行う団体や個人が次々と現れるようになっています。しかし、「お互いバラバラでまとまりがない」との指摘をよく受けます。
そんな中、2022年4月に、滋賀で自転車関連の活動をしている人たちが集まり、ビワイチの新しいガイドブックを完成させました。
この協力をさらに発展させ、地域振興や、ひいては、滋賀に自転車ムーブメントを興し広げていくには今後何をしていくべきか?
自転車での世界一周の後、長野県辰野町を拠点に、まさに一人の市民から地域を巻き込み、サイクルツーリズムを通じた地域づくりを進めて来られた小口良平さんを講師にお招きし、ガイドブック制作メンバーと共に、今後市民が主体になって地域を盛り上げていく方法について考えます。

日時

2022年9月11日(日) 12:30~16:15(開場は12時)

場所

明日都浜大津 5階 大会議室 および ZOOM
   滋賀県大津市浜大津四丁目1番1号 
   JR大津駅から徒歩15分
   京阪びわ湖浜大津駅から徒歩2分
   https://e-asuto.co.jp/pages/7/

参加費:無料

主催:滋賀プラス・サイクル推進協議会 輪の国びわ湖推進協議会 歴史街道推進協議会

プログラム

基調講演

「見えてきた、サイクルツーリズムの本質〜まちづくりサイクリングガイドの重要性〜」
小口良平さん〔自転車冒険家 & 自転車旅行研究家(サイクルアドバイザー)、
諏訪湖八ヶ岳自転車活用推進協議会代表、長野県サイクルツーリズム推進協議
会「Japan Alps Cycling Project」副代表〕

話題提供

「建物からエリアへ。エリアから概念へ。自転車がリレーションするまちづくり」
赤羽孝太さん〔一般社団法人 ○と編集社 代表理事〕

滋賀県の事例

ガイドブック制作メンバーから

ディスカッション

「滋賀をさらに盛り上げていくために何をするべきか?」

 パネリスト
  小口良平さん
  赤羽孝太さん
  一丸 剛さん(合同会社輪な道 代表社員)
  乾 文久さん(ライダーハウス日本何周 代表)

 コーディネーター
  佐々木和之(輪の国びわ湖推進協議会事務局長)

申込み

こちらの申込画面、または輪の国びわ湖推進協議会(FAX:050-3730-5843)まで、会場参加または、ZOOM参加どちらかをお選びいただき、参加人数、参加者全員のお名前、代表者のご住所、所属、電話番号をご記入の上、お申し込みください。
ZOOM参加ご希望の方には追って参加方法をお送りします。

出演者紹介

 

小口 良平(おぐち りょうへい)さん

自転車冒険家&自転車旅行研究家(まちづくりサイクルアドバイザー)。

長野県岡谷市出身。約8年半、157カ国、地球4周の自転車旅に出る。日本人歴代1位樹立。帰国後は、イベントや講演会、メディアに精力的に出演。まちづくりサイクルアドバイザーとして、コンサルティングを行う。行政や民間企業向けにサイクルツーリズムを提案し、マップ作成や観光商品開発、自転車環境整備、サイクリングガイド養成講習会運営、冒険教育キャンプ主催。2020年サイクルステーション「grav bicycle station」OPEN。2023年「トビチホテル/シェアハウス」事業開始予定。2025年までに自転車冒険塾を開講予定。次の夢は2030年に南極自転車冒険、月への自転車旅。

・合同会社トビチカンパニー「grav bicycle」共同代表 /一般社団法人◯と編集社 理事
・諏訪湖八ヶ岳自転車活用推進協議会  代表
・長野県サイクルツーリズム推進協議会「Japan Alps Cycling」 副代表

著書:「スマイル!(河出書房新社)」「果てまで走れ! (河出文庫)」

 

赤羽孝太(あかはね こうた)さん

一般社団法人○と編集社 代表理事

長野県辰野町出身。首都圏と辰野町の二地域暮らしをしながら、空き家・空き店舗を活用した地域づくり・まちづくり・エリアリノベーション活動を行う。
2018年に(一社)○と編集社を設立し、イベント企画・運営、デザイン、コンセプトワーク、ブランディング、HP、建築設計、不動産、古物商、自転車、シェアオフィス、シェアハウス、企画ダイニング(飲食店)、コンサルティングなどの事業を行う。
2022年4月に(一社)○と編集社の自転車事業部を核として合同会社トビチカンパニーを分社化して設立。
小口良平共同代表と共に、人と人・人と物・人とこと・人と場所・人と地域にリレーションをつくることで、価値を顕在化させ「見えない価値に、価値を」をコンセプトに事業を行う。
2022年2月には、長野県全域を主な活動エリアにする「地域のより良いつづくをつくる」をコンセプトに掲げる、(一社)Local Innovation Initiativesに参画し、地域の中間支援者の伴奏支援や・中間支援組織の設立支援なども行う。

合同会社トビチカンパニー 共同代表社員
一級建築士事務所MMMstudio 代表
一般社団法人Local Innovation Initiatives 理事
地域力創造アドバイザー(総務省)/コミュニティアーキテクト(一級建築士)/宅建士

 

一丸 剛(いちまる つよし)さん

合同会社輪な道 代表社員

彦根出身草津在住のコテコテの滋賀県人。京都産業大学卒業。28年間普通のサラリーマンを経て独立。滋賀県の魅力を多くの人にしってもらうため自ら旅行会社を設立。
滋賀での旅行商品をサイクリングツアーを中心に展開するため活動中。

国内旅行業務取扱管理者
日本サイクリングガイド協会会員
びーもサイクル協議会(びわ湖・守山自転車新文化推進協議会)理事
輪の国びわ湖推進協議会運営委員

 

乾 文久(いぬい ふみひさ)さん

ライダーハウス日本何周 代表

バイクで日本一周の旅をした時、北海道で利用したライダーハウスで旅を楽しむ人々の姿に感銘を受け、自らもライダーハウスを開くことを決心。
日本中を13年間、旅して見て回り、「宿を開くのは琵琶湖に近くてきれいな場所が良い」という思いから、夢の実現のため、兵庫県から琵琶湖最北端の長浜市西浅井町に移住。
2019年「ライダーハウス日本何周」をオープン。
奥びわ湖でのカヌーやSUPの自然体験アクティビティのガイドとしても活動するなど、滋賀の豊かな自然を満喫しながら、日本全国から宿を訪れるサイクリストたちとの出会いを楽しんでいる。

 

佐々木和之(ささき かずゆき)

輪の国びわ湖推進協議会事務局長
水色舎(すいしょくしゃ)代表

1973年東京都生まれ。滋賀県立大学を経て、九州工業大学大学院博士後期課程単位取得 退学。河川空間における住民行政連繋を研究していたことから、2009年川づくり・まちづくりコンサルタント水色舎(すいしょくしゃ)起業。輪の国びわ湖推進協議会の設立業務を担当し、設立時から事務局長。
滋賀の自転車活用推進の官民連携団体である滋賀プラス・サイクル推進協議会にも、元となったプラン策定時から関わる。