- 「びわこじてんしゃ」より
ビワイチコミュニティ
20代最後の挑戦は、友人と心に残るビワイチ!/
びわ湖へのご恩返し サイクリストによるびわ湖一斉清掃
「びわこじてんしゃ2022 秋 Vol.20」より
1 20代最後の挑戦は、友人と心に残るビワイチ!
(愛知県刈谷市 ありほさん)
ビワイチに備えて半年の自主トレ
「20代最後の1年、何か挑戦したいね!」と小学校時代からの友人と話していたときに、思いついたのが『ビワイチ』でした。とはいえ、学生時代に運動部に所属していなかった私たちにとって200キロのサイクリングはかなり高いハードル。ハマイチ(浜名湖一周)やジムでのエアロバイクなど、二人で半年間の練習を積んで当日を迎えました。
お天気にも恵まれて快走
心配していた天気は、見事な快晴! 走り出す前は緊張していた私でしたが、湖や田んぼ、遠くに見える山々など綺麗な景色を見るうちに、その不安は拭われていきました。
ビワイチは比較的平坦な道が多く、ルートもわかりやすく、初心者の私でも気持ちよく走ることができました。
高校時代は自転車で一緒に通学していた友人と私。10年以上たってこうしてまた一緒に自転車で走れることはとても感慨深いものでした。そして、3日間かけて楽しみながら、無事にビワイチを達成することができました。
会う人々から応援をもらいました
道中では素敵な出会いもたくさんありました。予約がいっぱいで入れなかったものの、 「お水やお茶は足りてますか?」と追いかけてきてくださったお蕎麦屋のご主人。お店を出るときに「頑張ってね! また来てね!」と送り出してくれた焼き鳥屋のママと常連さん。1日目に綺麗な景色の前で写真を撮り合い、2日目に偶然宿泊先が同じで再会、「お疲れ様です」と声を掛け合った同じくビワイチ中のお兄さん。米原駅から明るく送り出し、帰りもホッとする笑顔で出迎え、思い出話を聞いてくれたレンタサイクルショップのお姉さん。
色々な方々の優しさに触れ、私たちのビワイチはさらに心に残る思い出となりました。 帰ってきて2週間ほどたちましたが、「ビワイチ楽しかったな~」と毎日のようにつぶやいていて、旦那さんに呆れられる日々を送っています(笑)
一生忘れられない体験をありがとうございました!
2 びわ湖へのご恩返し サイクリストによるびわ湖一斉清掃
(サイクルステーション大津港 坂口 誠也)
サイクリストもゴミ拾い
7月1日は「びわ湖の日」ということで、地域住民や企業の方も一丸となった「びわ湖を美しくする運動」に輪の国びわ湖の仲間と参加させていただきました。
当日は天気に恵まれ、猛暑につき作業時間に制限を付けての活動となりました。
今回はサイクリストとしての参加でしたので、自転車の後に牽引車を付けてゴミ拾いに向かいました。参加者は多く(大変ありがたいことです)拾うゴミが見当たりません! ゴミ拾いではなく、ゴミ探し状態になっておりました。それでも探せば、手で拾えるゴミから抱えきれないゴミまで多く回収することができました!
ゴミなき道を走りたい
日本は道路状況が良く、普段サイクリストの方は不安なく走れていると思います。ビワイチもコースが完成してとても走りやすくなりました。ですが少し前には、パンクは付き物のような時期もあったようです。ある方はイベント前に箒を背負い、ビワイチを走りながら、コースのゴミを拾い集められたそうです。するとパンクが減ったと仰っていました。
ゴミ拾いをする事で他のサイクリストにも気持ちよく走ってもらえるようになります。もちろん、普段から利用させていただいている滋賀の景観、びわ湖の美しさを守るためにも必要です。そんな思いを抱き、ゴミ拾いをすることができました。
また、自分の出したゴミは持ち帰ることも大切です! 捨てる人がなくなれば、不快に思うことや困ることもありません。自転車を使ってエコに移動しているのですから、ゴミを出さないエコもサイクリストとして取り組みたいと思います!
話が広がってしまいましたが、皆が気持ちよくびわ湖を利用でき、レジャーや観光を楽しめる場を提供するためにこれからも清掃活動に参加して参ります。