- 「びわこじてんしゃ」より
輪の国なう!
ビワイチ公式ガイドブックの出版を記念してモニターツアー開催!
「びわこじてんしゃ2023 春 Vol.21」より
輪の国では、メンバーがワイワイと交流しながら、各事業を進めています。「輪の国なう」では、そういったわたしたちの旬な動きをちょっと紹介します。
ビワイチ公式ガイドブックの出版を記念して、ガイドブックに紹介されたコースを実際に体験する機会を作ってみようということで、計3回のモニターツアーを企画しました。
2022年の秋はそのうちの2本を実施。
11月20日は、「ライダーハウス日本何周」を運営する乾文久氏がプロデュースした「オクイチ〜奥びわ湖の歴史と自然をめぐるアドベンチャーライド」。
12月4日は、「和ウトドア」主宰の福冨雅之氏がプロデュースした「水がつなぐ二つの古都・琵琶湖疏水と街道をめぐるサイクリング」でした。
どちらもプロデュースしたお二人直々による地域愛のこもったガイドで、普通に通り過ぎるだけでは決して気がつかないような、地域の宝物をたくさん知る機会になりました。
オクイチコースでは、奥琵琶湖パークウェイのキツい登り坂も体験し、展望台からの素晴らしい眺望に出会えたり、農家レストランでは地域の食材たっぷりの美味しいランチと、お店の方々の笑顔に癒され、山門水源の森では小さな生き物や自然に触れ合えたりと、奥びわ湖の魅力をとことん満喫できました。
琵琶湖疏水コースでは、明治以降の国の発展のなかで幾重にも折り重なったインフラの歴史を、東海道と琵琶湖疏水が通じる大津と京都の間にいくつも見つけることができました。そんな知的好奇心だけでなく、秋色に染まった琵琶湖疏水がとても綺麗で穏やかで、こんな素敵な場所があまり観光地化されず、地域に愛されながら存在していることにも感動しました。また福冨氏のガイドでは様々な問いかけがなされ、ただ景観を見るだけでなく、そこから未来をどうしていくか?という自分たちの生き方までも考えさせてくださいました。
車のスピードではなく自転車のスピードで体験する旅は、今まで知らなかった風景や考え方、そして地域の人との出会いをくれます。
ビワイチ公式ガイドブックを手にしてくれた人が、そんな出会いを得ることができれば作った私たちにとっても嬉しいです。これからも輪の国の活動を通して、そんな繋がりを作っていければと思います。
(フナズシマル)
奥びわ湖の自然を堪能!