- セミナー
サイクルツーリズムシンポジウム2023
「中山道から、旧街道自転車旅の振興を」(12/16)
東海道・中山道をはじめとする旧街道は、以前よりウォーキングや自転車での旅の人気コースです。沿道には宿場町の伝統的な町並みや寺社仏閣等が多く残り、外国人観光客にとっても日本の文化・歴史を味わえる魅力的なコースとなっています。
その中でも、中山道木曽路の馬籠ー妻籠間はウォーキングコースとして年間何万人もの人が歩き、滋賀県内でも中山道沿いの醒ヶ井、柏原などが人気スポットとなっています。
現在旧街道は、多くの場所で並行してバイパスができて交通量が減り、自転車で走りやすく、かつ走って楽しい道となっており、サイクルツーリズムのコースとしても、今後大きな発展が見込めます。
より多くの方に日本の良さや文化を広めていくため、街道観光の最前線で活躍されている方々をゲストに招き、中山道をテーマに今後の街道自転車旅の振興について考えていきます。
日時
2023年12月16日(土) 13:00~16:45(開場は12:30)
場所
米原市米原学びあいステーション
米原市下多良3-3
JR米原駅西口から徒歩5分
http://blog.livedoor.jp/maibarak/archives/9372163.html
およびZOOM
参加費:無料
主催:輪の国びわ湖推進協議会、滋賀プラス・サイクル推進協議会、歴史街道推進協議会、旧街道自転車旅研究会
プログラム
基調講演
「地域資産をインバウンドに生かすー『中山道』の例」
浮洲 和典さん〔東農サイクリング/中山道ウォーク代表〕
話題提供
「インバウンド観光の中山道から考える、観光地ではないローカル観光ブランディングの仕方」
小口 良平さん〔自転車冒険家 & 自転車旅行研究家(サイクルアドバイザー)〕
「スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路から見た中山道の可能性」
藤本 芳一〔輪の国びわ湖推進協議会 会長〕
滋賀県の事例
滋賀県内で自転車関連の活動をされている、団体、企業、個人の方々からの報告
パネルディスカッション
パネリスト
浮洲 和典さん
小口 良平さん
北村 和弘さん〔岐阜県観光国際部観光資源活用課 課長、
日本パブリックリレーションズ協会会員 同認定PRプランナー〕
藤本 芳一
コーディネーター
稲永 明子(輪の国びわ湖推進協議会 副会長)
シンポジウム終了後、米原駅近くの店で懇親会を行います。
参加希望の方は、申し込み画面の該当欄に参加人数を入力お願いします。
(参加費実費4000円程度)
申込み
こちらの申込画面、または輪の国びわ湖推進協議会(FAX:050-3730-5843)まで、会場参加または、ZOOM参加どちらかをお選びいただき、参加人数、参加者全員のお名前、代表者のご住所、所属、電話番号をご記入の上、お申し込みください。
ZOOM参加ご希望の方には追って参加方法をお送りします。
講師紹介
浮洲 和典(うきす かずのり)さん
東農サイクリング/中山道ウォーク代表
1960年名古屋市生まれ。2002年、岐阜県中津川市に移住。2011年、外資系サラリーマンを辞し、市内根ノ上高原でアウトドアガイドとして地域での活動開始。一方インバウンド関連では、能登半島サイクリングなどに携わる一方、行政とともに、展示会等でのマッチングイベントに参加し、海外旅行代理店等への中山道のPRに努める。17年全国通訳案内士となり、インバウンドを中心のガイドとなる。趣味はサイクリング、登山などアウトドア全般。
小口 良平(おぐち りょうへい)さん
自転車冒険家&自転車旅行研究家(まちづくりサイクルアドバイザー)。
長野県岡谷市出身。約8年半、157カ国、地球4周の自転車旅に出る。日本人歴代1位樹立。帰国後は、イベントや講演会、メディアに精力的に出演。まちづくりサイクルアドバイザーとして、コンサルティングを行う。行政や民間企業向けにサイクルツーリズムを提案し、マップ作成や観光商品開発、自転車環境整備、サイクリングガイド養成講習会運営、冒険教育キャンプ主催。2020年サイクルステーション「grav bicycle station」OPEN。2023年「トビチホテル/シェアハウス」事業開始予定。2025年までに自転車冒険塾を開講予定。次の夢は2030年に南極自転車冒険、月への自転車旅。
・合同会社トビチカンパニー「grav bicycle」共同代表/一般社団法人◯と編集社 理事
・諏訪湖八ヶ岳自転車活用推進協議会 代表
・長野県サイクルツーリズム推進協議会「Japan Alps Cycling」 副代表
著書:『スマイル!(河出書房新社)』、『果てまで走れ! (河出文庫)』
北村 和弘(きたむら かずひろ)さん
岐阜県観光国際部観光資源活用課 課長
日本パブリックリレーションズ協会会員 同認定PRプランナー
岐阜県飛騨市出身。岐阜県職員生活の半分を観光・商工業振興業務に従事。
2005年中部広域観光推進協議会発足時メンバー。2010年には上海万博岐阜県出展を機に中国等東アジアでのPR活動を展開。それまでアジアからのインバウンド観光客が少なかった白川郷・高山など飛騨地域にゴールデンルート以外の新たな潮流を作り、翌2011年には中国最大のポータルサイト会社「新浪公司」から微博を使った日本の自治体として初めて表彰される。
サイクルツーリズムは2015年に揖斐地域で県事務所勤務を機に西美濃再来る(サイクル)ツーリズムを立ち上げ。地元市町と協同し、地域にサイクリストを受け入れる環境整備を主導。
現在は、主にリニア岐阜県駅が予定される東濃地方を中心に地域資源のブランド価値向上に向けた取り組みを進めている。
藤本 芳一(ふじもと よしかず)
輪の国びわ湖推進協議会会長
自転車ライフプロジェクト代表
自転車マップ作りを中心に、自転車の良さを多くの人に伝え、自転車のファンと適正な利用者を増やしていくための活動を行っている。
これまでに日本全都道府県と海外五十数ヶ国を自転車で走る。
共著に『ビワイチ公式ガイドブック びわ湖一周・滋賀じてんしゃ旅』(八重洲出版)『サイクルツーリズムの進め方 自転車でつくる豊かな地域』(学芸出版社)等。
稲永 明子(いねながめいこ)
輪の国びわ湖推進協議会 副会長
歴史街道推進協議会 プログラム担当リーダー
平成元年、歴史街道推進呼びかけ人会事務局に勤務。1991年歴史街道推進協議会発足後も継続して勤務。広報、総務、地域事業等の事業を担当後、2010年度より、日本文化体感プログラムに携わっている。
滋賀県においては、「風景街道 琵琶湖さざなみ街道・中山道」の事務局として関係団体との連携に携わるとともに、輪の国びわ湖推進協議会発足当初からメンバーとして参加。毎年、自転車に関心のある女性たちと「女子的ビワイチ」を楽しんでいる。