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輪学 2024年度 第2回 鉄道人から学ぶ「誰もが気軽に移動でき、街が活性化する公共交通と自転車の関係」
2024年12月16日(月)に開催した勉強会です。
自転車の活用を進めていくためには、公共交通との連携を考えることも大切です。駅の駐輪場には多数の自転車が置かれ、多くの通勤・通学客が自転車と公共交通を合わせて利用しています。
しかし、公共交通の活用と自転車の活用を一体で考える動きは日本ではほとんど目立ちません。
そもそも公共交通とは何か、日本においてはどのような状況にあるのか、今回は自転車人としてまず基本を学びます。
また、欧州ではサイクルトレインが普及する一方、日本ではこれが進まない事情も解説いただくとともに、誰もが気軽に移動でき、街が活性化する公共交通と自転車の関係について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
山田和昭さん プロフィール
合同会社日本鉄道マーケティング 代表。
IT業界でマーケティング・販売企画に25年携わり鉄道業に転身。
2012年8月より秋田県 由利高原鉄道 ITアドバイザーとして、ネットマーケティング、商品企画などを行い、業績改善に貢献。
2014年若桜鉄道社長としてSL走行社会実験では沿線人口の7割相当を動員し鉄道を地域の観光軸とし経営改善を進めた。定期船航路の人材確保、2021年近江鉄道 構造改革推進部 部長。沿線住民など3万8000人を動員した無料デイ・沿線連携イベントを推進。
2024年より日本鉄道マーケティングを再開し、「公共交通マーケティング研究会」等の活動を支援。
著書「希望のレール 若桜鉄道の「地域活性化装置」への挑戦」、乗りものニュース記事執筆
https://jrmkt.com/
「輪学」(わがく)とは
輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ振興の先”をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
脱炭素やウェルビーイングが求められる現代、自転車利用は世界的に大きな期待を集めています。気候危機を脱し、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。