サイクルツーリズムシンポジウム2024「サイクルトレインは地域活性化の鍵となるか自転車と公共交通でつくる新しい旅と日常の形」

2025年2月16日(日)に開催したシンポジウムです。

列車に自転車をそのまま載せられるサービス、サイクルトレインは、ヨーロッパなどではすでに一般的であり、休日に自転車を列車に載せて遠方までサイクリングに出かける光景も珍しくありません。
日本では、自転車の車輪を外して袋に入れ、列車に持ち込む「輪行」という方法が一般的ですが、初心者にとってはハードルが高いものです。しかし近年、サイクリングによる地域の魅力発信や、鉄道利用の促進を目的に、日本でもサイクルトレインが増加しています。
今回のシンポジウムでは、国土交通省等で自転車活用推進、公私とわずサイクルトレイン等を拡げる運動に取り組んでこられた金籠史彦さんから自転車と公共交通、それらの相互連携による交通まちづくりのお話を伺います。
また、各地でサイクルトレインに取り組んでいる鉄道会社から、その取り組み内容、利用状況、課題についてお話を伺い、今後サイクルトレインが果たす役割、そして日本でサイクルトレインをさらに普及させるために必要なことを参加者の方も交え、考えていきます。

内容

基調講演

「自転車×公共交通」 金籠 史彦 氏

事例紹介

  ・近畿日本鉄道株式会社 名古屋統括部 運輸部 営業課 課長 山本 淳 氏
  ・JR西日本 和歌山支社 地域共生室 課員 大石 有希子 氏
  ・近江鉄道株式会社 鉄道部 鉄道営業課 課長 和田 武志 氏

パネルトーク

  ・パネリスト
    金籠 史彦 氏
    山本 淳 氏
    松田 彰久 氏(JR西日本人財戦略部 担当部長・元和歌山支社副支社長)
    和田 武志 氏
  ・コーディネーター 南村 多津恵(輪の国びわ湖推進協議会/くうのるくらすの創造舎)

主催

歴史街道推進協議会、輪の国びわ湖推進協議会

後援

近畿日本鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、近江鉄道株式会社